こんにちは。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、実家の仙台に1歳1ヶ月になる子供と2人きりで帰省してきました。
「帰省=家族全員で」というイメージがあるかもしれませんが、今回はたまたま、いつもの朝の抱っこ紐散歩の延長のような気分で、「もしかして、そのまま仙台まで行けるんじゃないか」と思い立ち、実行してみたところ、無事に帰省することができました。
我が家の場合、父子での帰省は結果的に良い面も多くありました。
実家側も準備などに気を遣わずに済み、妻も久しぶりに丸2日間、1人でゆっくりとした時間を過ごせたようで、家族それぞれがちょうどいい距離感で過ごせたのが印象的でした。
もちろん、すべての家庭に当てはまる話ではありませんが、もし似たような環境でチャレンジを検討している方がいれば、準備や体験の一例として参考になればと思い、今回まとめてみました。
子育て環境について
まず子供との関係を知ってもらうために、1歳までの子育て環境について簡単に書きます。
妻の実家は圏内ではありましたが、実家の家族はみんなフルタイムで働いていたため、出産後は里帰りせず、夫婦で自宅育児をスタートさせました。
産後1週間は私の母に家事だけをお願いし、私自身は家事と育児(特に夜のミルク)を担いながら、妻の回復をサポートしていました。
結果として、育児はどちらかが「手伝う」ではなく、一緒にやっていくものという感覚が自然と生まれたように思います。
その延長で、子供が「ママじゃなきゃダメ」ということもなく、5ヶ月以降は私一人でも1日過ごせるようになりました。
こうした関係性があったからこそ、今回の父子2人旅が実現できたと思います。
もし試してみたい方がいれば、まずは近場のお出かけから慣らしていくのがおすすめです。
準備編
さて準備ですが、子供の荷物に関してはいつものお出かけバックがあるはずなので、そのバッグに移動中に必要なおむつ、アクシデント用の着替え、念のためにご飯、おやつ、ミルクやベビー麦茶などが必要でしょう。
念のためといのは、万が一電車が止まってしまったり身動きがとれなくなってしまった時の本当に念のためのものです。この辺は奥さんと相談して決めましょう。
おむつや子供服はかさばるので、予備も含めて3日分を段ボールで先に送っておきました。
あと、当然自分の荷物も持っていきます。私は実家に帰るといっても仕事は出来るときにする予定でしたので、仕事道具のPC関連の道具ももちろん持ちましたが、これはキャリーバッグで持っていきました。
また、冒頭でも少し書きましたが、あくまで抱っこ紐で行く前提の話になります。
もし、ベビーカーの場合荷物の持ち運びの面でハードルが上がるので、終始抱っこ紐で移動になります。なので体重も10kg程度までが限界かも知れません。
うちで使っているベビーカーはApplicaなので、どちらかというと機能重視なのでコンパクト性には欠けますので、持っていくのは一人ではキツいと思いました。
そして準備で一番大事なのは、新幹線の席選びです。
指定席は車両1番後ろの席の三列席の通路側
まず新幹線ははやぶさ一択ですね。はやぶさだと大宮駅から仙台駅まで1駅で、乗車時間は約1時間10分です。
1時間10分であれば、最悪子供が泣いてデッキで立って過ごすとしても耐えられる時間ですよね。
子供は指定席の場合だっこであれば料金は掛かりません。
では席の選び方ですが、まとめるとこんな感じです。
- 理想はおむつ替えデッキがある車両
- 進行方向に対して、車両の1番後ろの3列席の通路側
- (仙台行きのみ)1番後方車両の1列目
1.理想はおむつ替えデッキがある車両
まずは最初の条件としてはデッキにおむつ替えスペースがある車両が心理的に安心です。私の帰省ではおむつ替えは不要でしたが、もし必要な時に1車両またぐストレスはキツいのでおむつ替えデッキがある車両を選びましょう
2.進行方向に対して、車両の1番後ろの3列席の通路側(AB列が空いているのが前提)
1番後ろの席を選ぶ理由は単純で、もし車両の1番先頭の場合に子供が泣いたりした場合、その後方の乗客からの視線が気になるからです。もし1番後ろの席であれば、そういったストレスは少しは軽減されます。
また直ぐ後ろにデッキがあれば、泣いた場合も一時的に避難できます。

これは大宮駅に帰るときに取った席です。(Xは今の状況なので例です。)
ちなみに何故3列席の通路側を取るかというと、A列B列が取られていないとき前提ですが、先にC列をとることで、ABを取ると言うよりも、A列を一人で予約する場合が多いと考えたためです。つまり、三列だとしても既に誰かが予約している場合は取らない。
実際、帰りの新幹線はA列に若いお兄さんが座りましたが、B席の予約はありませんでした。
こういった打算的な予約は確かにどうかと思うのですが、2列席で隣に座る人の事を考えるとまだ良い方かなと思ってこのやり方にしてみました。
3.(仙台行きのみ)1番後方車両の1列目
仙台行きの場合は、1番後方車両の1列目がおすすめです。

私が実際に仙台行きで取った席はこの席です。この席は仙台行きのみとれる席です。(大宮駅行きの場合1番後方の車両はグランクラスになるためこの席は無いはずです)

この席の隣には結局誰も座りませんでした。そしてDとE列の空間はどうなっているかというと、荷物置きスペースです。
もし小さく折りたためるベビーカーであれば個々に置けますね。私の場合は、キャリーバッグを置きました。
行きの新幹線
行きの新幹線では大宮駅に早く着いたのもあり、待ち時間が長かったのですが、新幹線に乗るとすぐに眠くなったのか寝てしまいました。
そのお陰で一切泣いたり騒ぐこと無く仙台に到着しました。
実家での2泊3日
今回が仙台帰省は2回目です。実家の家族の家では最初は知らない人達と環境で泣き出してしまいましたが、甥っ子のおもちゃを貸してもらいものの30分くらいで慣れてきたみたいで、いつものように遊んでいました。
実家の家族はチャイルドシートを持っていなかったので、遠出はしないで家の周りで遊んで過ごしました。

埼玉の家で散歩しながらちょっとし夢だった、仙台の実家の近くの神社に一緒に行く事が出来て自分的にはもう満足でした。
このときはまだ掴まり立ちだったので、そこまでバタバタ暴れるようなことも無く、実家の母や兄弟も面倒見るのが好きなタイプなので、その間仕事をさせてもらいました。
帰りの新幹線
帰りの新幹線は実は少し大変でした。というのも行きとは違って、お昼寝が終わってからの移動だったので、新幹線ではじっとしていられずぐずってしまいました。
幸い、同じ列の乗客の人達も優しく声を掛けてくださり、気持ち的にはそこまでストレスは感じないで入れたのですが、やはりほとんどの時間をデッキで過ごしました。
なので、帰りももし調整できるのであれば、お昼寝の時間に合わせて新幹線をとると良いかもしれませんね。
まとめ
ちょっとした思いつきで子供と2人きりで帰省を体験したのですが、本当にやって良かったなと思っています。妻は妻で久しぶりの近場ですが、ひとり旅を楽しんだり、家で一人の時間を満喫していたようで、Win-Win-Winという感じでした。(決して妻がうちの実家に行くのが嫌というわけではありません)
周りの友人にこの話をすると、すごいねという人もいれば、基本的に実家帰るときはいつも各々(今回と同じ様に)で帰省してますよという話に分かれました。
これは実家の家族との関係にもよると思うので、一概にこの2人で帰るというのは良いとは言えませんが、このやり方だとかなりフットワークも軽く帰省できるので、良いなと思っています。
この記事で何かしら参考になることがあればうれしいです。
以上、「1歳1ヶ月の息子と父と子2人で新幹線帰省したときの準備と指定席を取るときのコツ」でした!