こんにちは!Toshiです。
実は子供の頃から喘息とアレルギー持ちで日常的に発作やくしゃみなどが出るような生活をしています。
一応これが私のアレルギーテストの結果表です。
日常的にくしゃみ・鼻水が出るのは、おそらくハウスダストの可能性がありますが、春はやはりスギの花粉が強烈に影響します。
ワーホリに行けた理由にも書いたかもしれませんが、ワーホリにいく前の年、年齢にして29歳のときにようやく、喘息とアレルギーの薬を日常的に飲まなくて良くなりそれでワーホリにいく決意ができました。
前置きが長くなりましたが、今年の春は例年にないくらい、スギ花粉に悩まされました。
3月の暖かくなった日、突如くしゃみ・鼻水、目のかゆみが起こり、その日の夜から鼻水が凄く、寝付けない日々が続きました。
原因はスギ花粉というのは分かっていましたが、ハウスダストのアレルギーもあるので寝室のハウスダストがどのくらいあるのかや、外から帰ってきたときにどのくらい花粉を持ち込んでいるのかなど、正直目に見えないものなので対策にいつも悩まされていました。
そんなときに、米国製の粒子測定器でDylosのDC1100という粒子の量を見える化できる測定器を発見しました!
今回はこのDylosのDC1100を買ってどんなことに役立ったかをご報告しようと思います。
Dylos DC1100 Pro air quality monitor by Dylos Corp. [並行輸入品]
粒子測定器のDylosのDC1100でできる事
販売店の説明によるとこんなことに役立つそうです。
●この空気清浄機、ちゃんと動いてる?
→使っている空気清浄機や空気清浄機能を持ったエアコンがどれくらいの能力があるのか知りたい。効果がある範囲も知りたい。
●このマスク、大丈夫?
→いつも使っているマスクが本当に機能しているのか知りたい。
●どのマスクが良いのかな?
→何種類かのマスクを持っているけど、どれが一番性能が良いのか知りたい。
●花粉症やアレルギーの対策を行いたい
→花粉症やほこりアレルギーの対策で室内をクリーンにしたいけど、具体的にどの場所に清浄機等を設置したら良いのかを知りたい。
●本当に必要な時だけ空気清浄機を使いたい
→通常は空気清浄機をオフにしておき、空気が汚れてきたら稼働させるといった効率的な使い方がしたい。
●フィルターの効果や清掃時期を知りたい
→実際に空気清浄機の能力が低下したと分かった時点で、フィルターの交換や清掃を行いたい。
●どこに埃が溜まるの?
→室内で、どの部分にホコリが集まりやすいのかを知りたい。
引用:Dylos DC1100 Pro air quality monitor by Dylos Corp. [並行輸入品]
粒子測定器のDylosのDC1100を買った目的
粒子測定器を買った目的は
- 部屋にどのくらいの花粉、またはハウスダストの量を数値で知りたい
- 掃除前と掃除後の粒子の量の変化を知りたい
- 空気清浄機の効果を知りたい
この3つです。
1.部屋にどのくらいの花粉、またはハウスダストの量を数値で知りたい
一番の目的はもちろんこれです。
もし花粉によってくしゃみ・鼻水が出るのだとしたら、それは外から持ち込まれたに違いありません。
なので、その経路やどのくらい外から持ち込まれたかが数値で分かれば局所的に掃除をすることで、対策を練ることが出来ると思ったからです。
また、花粉が少ない時期でもハウスダストがどのくらい部屋や寝室にあるのかを知る事で、掃除の仕方やタイミングを図ることができます。
2.掃除前と掃除後の粒子の量の変化を知りたい
1と同じようなことですが、掃除をする前とした後で変化が分かれば適切な掃除の仕方だったり、掃除するべき場所が分かると思います。
3.空気清浄機の効果を知りたい
これも今回のメインの目的でもありますが、空気清浄機の効果ってメーカーの説明では分かっているつもりですが、それを数値として見ることはできませんよね。
うちでは普段空気清浄機はSHARPのKC-G50を使っています。(汚れた写真ですみません^^;)
コロナ前から日常的に動かしていますが、正直、空気清浄機って本当に効果があるのかずっと疑問でした。
モードとしては、自動運転や花粉なんてのもあります。
空気清浄機を使う前、後でどのような変化があるかを調べたいと思います。
花粉やハウスダストの量を測定する測定器はうさんくさいものが多い
このDylosのDC1100を見つける前はというと、Amazonで「空気 測定機器」などで検索していましたが、結果はほとんど中国製の怪しいおもちゃみたいなものが多く出てきました。
測定器に関しては日本製もしくは、海外製でもお墨付きがあるようなものでないと安物買いの銭失いになってしまうので、とにかく中国製以外のもので探し続けることにしました。(基本的に機械ものは中国製が圧倒的に表示されるので、Amazonでは買わないようにしています)
なので、検索は楽天や大型家電量販店のECサイトで検索しました。
楽天で粒子測定器のDylosのDC1100を発見!
色々検索してみると、ようやく自分が欲しいと思っていた機能がある測定器のDylosのDC1100を楽天で発見しました。
Dylos DC1100 Pro air quality monitor by Dylos Corp. [並行輸入品]
アメリカ製であることや、日本仕様にしてくれていること、さらに、日本語説明書も付けてくれるという販売代理店さんの丁寧さんにも惹かれて購入を即決しました!
DylosのDC1100で測定できること
Dylos DC1100についての説明については楽天の販売サイトでみるのが一番ですが
私が購入した理由も兼ねて、できる事を書きます。
引用:Dylos DC1100 Pro air quality monitor by Dylos Corp. [並行輸入品]
できる事
- 測定器周辺の1.0ミクロン以上の粒子の数を計測することができる
- 測定器周辺の5.0ミクロン以上の粒子の数を計測することができる
- 粒子を測定した履歴を残すことができる
大きくこの3つです。
スギ花粉のサイズは30ミクロン以上※1で、ハウスダストは10ミクロン以上※2とされています。
なので、花粉もハウスダストこのDC1100で計測できるということになります。
ちなみにPM2.5というのもありますが、これは名前の通り2.5ミクロンのサイズの黄砂の事を言っていますので、PM2.5も測定できるようです。
あと新型コロナウイルスなど、ウイルスに関してはどうかというと、ウイルスこれらに比べてはるかに小さく、新型コロナウイルス0.1ミクロンとされていますので、この測定器でのウイルス量の測定はできません。
※1参照元
※2参照元
Dylos DC1100が届いた!
購入後、3日で届きました。
本体と電源あと、箱を開けた後に出してしまいましたがお手製の日本語の説明書も付いてきました。
代理店さんの親切心が凄く伝わってきますね。
サイズ感は500ミリの水筒より小さい感じです。
想像ではもう少してに収まるくらいのサイズ感を期待していましたが思ったより大きいかなと思いました。
でも本体は軽くて、持ち運びは全然楽ですよ。
測定方法は
上の空気孔と
下の空気孔から粒子を吸引して測定しているようです。
あと説明書にもありますが、レーザー光でも測定しているそうですが、どの部分かはよく分かりません。
いよいよ花粉・ハウスダストの量の測定開始!
日付は2022年3月16日で、天気は晴れ、最高気温が18℃以上の暖かい日でした。
先ずはいつも仕事をしている自分の部屋で、窓を閉めた状態で測定してみます。
すると細かい粒子の方(1.0μm~)の量が117と出ています。
大きい粒子(5.0μm~)の量が5と出ています。
次に窓を開けて、計測してみます。
開けた直後がこの数字です。
開けて約5分後の数値です。
小さい粒子の方は552まで上がりました!
このあと、この数字から大きく変化することはなく、平均的に外から入ってくる粒子が大体550位ということでしょうか。
ちなみに、この部屋の外から約10メートル先に大きな杉の木があります。
なので、このスギの花粉が数値として出ているかも知れませんが、外にある自然の粉塵や煙も当然カウントされるので、全てが花粉の数値という事ではないのでそこは誤解しないようにして下さい。
通常時の部屋の粒子の量と空気清浄機の効果は?
先程はの測定では、小さい粒子が117と出ていました。
これは標準的な数なのでしょうか?
それで次に、空気清浄機を使って、パワフル吸じんモードで10分ほど時間をおいて計測してみるとこうなりました。
これを見てはじめて、空気清浄機の効果というのが埃や塵を集めてくれることに意味が有るということに気付きました。
空気清浄機ってとりあえず動かしておけば空気が綺麗になるという風になんとなく使っていましたが、空気清浄機って空気中の塵や埃を集めさせる機械という位置づけてはじめて意識的に使える気がしました。
寝室のハウスダストの量を計測
さて、今度はアレルギーとして最も高いレベルのハウスダストの量を寝室で量ってみました。
条件としては、花粉の影響があるとよく分からなくなるので雨の日で、明らかに自分の部屋でも粒子測定器で平均30くらいの日に計測してみました。
これは、設置して大体30秒くらい経ったあとの測定値です。
雨の日の自分の部屋と同じくらいの数値です。
ちなみに、空気清浄機を止めて、6時間くらい経ってます。
その後に、寝る時の動きを想定して布団を被ったあとの測定をしてみました。
そうすると、大体60くらい上がり、76になりました。
あと大きい粒子の方もわりと数値が多い傾向がありますね。
でもこのあとは、この数値以上上がることはなく、平均的に70前後くらいになりました。
これを見て思ったことは、思っていたほどハウスダストが充満しているということではないということです。
この数値を見る前は、どのくらい布団や寝室の掃除をしたら良いのか頻度や度合いが分かりませんでした。
でも数値で見ると、よっぽど外から入ってくる花粉の影響の方が大きいということがわかります。
実はこの寝室ですが、妻の部屋兼寝室で仕事から帰ってきた時に、当然コートや上着をそのまま部屋に持ち込んでいたため、寝ているときにくしゃみ・鼻水が止まらなくなっていたということがこれで明らかになりました。
それもそうですよね、今までくしゃみ・鼻水が無かったのに急にそうなるということは、花粉の影響なわけですから。
なので、この日から、コートについた花粉を玄関で落とすことと帰ってきたらすぐに、空気清浄機を寝室に置いて動作モードを「強」にして、それから朝まで付けっぱなしで寝ることにしました。
ちなみに、ハウスダストが心配で布団の掃除はアイリスオーヤマのふとんクリーナーを使っています。
ひょっとするとふとんクリーナーの効果があるのかなと思いました。
[150円OFFクーポン有] 布団クリーナー アイリスオーヤマ ダークシルバー IC-FAC3強力ふとんクリーナー 掃除機 吸引 クリーナー ほこり 温風 快眠 ふとん そうじ 掃除機 ハンディ
測定値の基準
今まで計測した数値を書いてきましたが、本体の後ろに基準について英語で書いてあります。
上から書くとこんな感じかと思います。
- 1000+(1000以上)= とても悪い
- 350 – 1000 = 悪い
- 100 – 350 = まずまず
- 50 – 100 = 良い
- 25 – 50 = とても良い
- 0 – 25 = 素晴らしい
粒子測定器のDylosのDCシリーズは測定するサイズや仕様によって値段と型番が変わります
このDylosの粒子測定器はシリーズになっていて、粒子の細かさや仕様によって値段に違いがあります。
DC1100
先ず私が購入したのがDC1100で「1.0ミクロン以上の粒子」を測定できます。
DC1700
そして、DC1700というのもあり「0.5ミクロン以上の粒子」を測定できます。
より細かい粒子を測定できます。(見た目はほぼ一緒なので購入時注意)
このDC1700はDC1100にはない、PC接続機能があり、記録したデータをPCに取り込むことができます。
よりプロフェッショナルな方向けかと思います。
DC1700 バッテリー駆動 空気質モニター アクセサリー付き
花粉やハウスダストを見える化することのありがたさ
今まで実験したことを書いてきましたが、現在は仕事机の横に置いて測定値をモニターしながら仕事をしています。
花粉の季節は今記事を書いている今も続いていますが部屋を掃除するときや、日常的にどのくらい埃があるかなど目安になるため、もうこの測定器DC1100は手放せません。
このあとも、多く粒子が出るタイミングなどがあれば、この記事に追加する形で報告しようと思っています。
今度は実家に帰ったときに持っていって、実家の部屋の粒子の量を計測してみたいと思っています。(実家に帰ると必ずくしゃみと喘息の発作が起きるので)
もし、この記事をみて、こういうこともして欲しいなどあれば、実験しますので、コメント下さい。
以上、「花粉やハウスダストの量を測定して数値化できるDylos(ダイロス)のDC1100で粒子を見える化してみた!」でした!